私が接客業していて、意外だなと思ったのは、
「靴の修理」ってなに?
って人が意外と多いと思ったんです。靴は修理ができます。
靴の歴史はとても長く、15世紀くらいから今の形に近いものができてきたらしいのです。
もちろん機械もないので、職人さんが一つ一つ作っているのです。修理しながら長く使われてきたのです。
ところが19世紀に入って大量生産、21世紀に入ってきてからの低価格化により「壊れたら捨てる」という概念も出てきました。
製法には種類があります。有名なものだと「グッドイヤーウェルト」「マッケイ」と呼ばれるものがあります。簡単に言うとソールとアッパーが糸で縫われています。
大量生産ができる「セメント」と言われてる製法は、アッパーとソールがセメントで貼り付けられている製法です。

最近はもっと簡易的な一体型のゴムソールの革靴も出てきています。

修理の特徴は、マッケイとグッドイヤーはアッパーがダメになるまでは何回でもソール交換ができる所で、セメントは2~3回、メーカーによっては5回くらいいけるかもしれません。
一体型はソール交換できません。
実はGoogleマップで「靴 修理」で検索するとお店がいっぱい出てきます。気付いてないだけで、意外とお店があるんです。
一番気になるソールの交換ですが、特に踵部分は1番削れてしまいます。踵部分だけでしたら、1000円前後が相場でしょう。ソール全部交換だと2000~3000円くらいでしょうか。素材によってはもう少し高くなるかもしれません。
気になる方は是非行ってみてください。
きちんと管理出来て、修理屋さんと仲良くなったら、あなたの革靴への愛着は増し増しになることでしょう(❁´ω`❁)
大量生産、大量消費の時代ではありますが、手間がかかっても「ひとつの物を長く使う」という概念も私はとても好きです。メンタリストDaiGoさんの本にもありましたが、愛着のあるものが傍にあると、幸福度が上がると思います。
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